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ビートルズのカヴァー曲はかなりあるので、良質なものがまだまだ沢山ある。そこで番外編として、アルバムの項では選んでないものを使って、シングル集の赤盤と青盤もまとめてみた。一味違うカヴァーを集めてるので、これらも面白い内容になったと思う。 |
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Third Stone From The Sun - Third Stone From The Sun 詳細不明のサード・ストーン・フロム・ザ・サンによるカヴァーで、アレンジはブルーステイストのロック。中盤でいろんなビートルズ曲のタイトルを歌ってるのが面白い。また、ハーモニカも原曲より黒っぽくてカッコイイ。 |
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Punkles - Beat The Punkles ビートルズ曲をパンクでアレンジするドイツのバンド、パンクルズによるカヴァー。アレンジはもちろんパンク。この曲のカヴァーは原曲と似たものが多い。アレンジしにくい曲なのだろうか。 |
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Adrian Poulson - Heaven From Here 詳細不明のAdrian Poulsonによるカヴァー。アレンジはミディアム・テンポのロック。ハモリがなく主旋のみなので、すっきりした感じで聞こえる。 |
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Rita Lee - Aqui, Ali, em Qualquer Lugar ブラジリアン・ロック界の女王、ヒタ・リーによるカヴァー。アレンジはボサノヴァ風で、歌声やリズムも含めなかなかハマッている。このようにがらりと雰囲気を変えたカヴァーは面白い。 |
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John McVey - Circle Of Friends 詳細不明のJohn McVeyによるカヴァー。アレンジはミディアム・テンポで、アコースティックなロック。リズムギターがリフのようなカッティングをしており、バックの演奏もカッコイイ。カントリーやバラードのテイストもある。 |
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Suzy Bogguss & Chet Atkins - Come Together :America Salutes The Beatles シンガーのスージー・ボガスと、ジョージも影響を受けたギタリスト、チェット・アトキンスによるカヴァー。アレンジはカントリー風のロックで、チェット・アトキンスのギターがたっぷり堪能できる。 |
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Rick Worrall - When Love Is Right 詳細不明のRick Worrallによるカヴァー。アレンジはミディアム・テンポのブルース風ロックで、全体的にかなりカッコイイ。エンディング部分でテンポを上げて盛り上がるのもいい味付け。 |
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Over Ska Drivers - Skankin' Beatles (Red) 大阪のスカ・バンド、オーヴァー・スカ・ドライヴァーズによるカヴァーで、アレンジはもちろんスカ。イントロとエンディングのフレーズや、ベースとキーボードの間奏など、なかなか聞き応えのあるアレンジになってる。 |
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Alton Ellis - Trojan Beatles Tribute ジャマイカのラスタマン、アルトン・エリスによるカヴァーで、アレンジはもちろんレゲエ。原曲はソロから転調するが、これは全部同じキーでやっている。この曲はレゲエのアレンジがよく似合うと思う。 |
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West Indian Girl - We Believe アメリカ西海岸のサイケロック・バンド、ウエスト・インディアン・ガールによるカヴァー。アレンジはエレクトロニックな雰囲気もあるポップ・ロック。オリジナルとは大分違う曲になっていて面白い。 |
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Jose Feliciano - All You Need Is Love プエルトリコ出身の盲目歌手&ギタリスト、ホセ・フェリシアーノによるカヴァーで、アレンジはラテンっぽいロック。印象的なリフは出てこないが、いろんな音がアンサンブルになってるので、かなり仕上がったアレンジになっている。 |
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Carpenters - Ticket To Ride アメリカの兄妹ポップス・デュオ、カーペンターズによるカヴァー。アレンジは原曲をがらりと変えたバラード風で、完全に彼らの色になってる。イントロのピアノ・フレーズの一部が、サイモン・アンド・ガーファンクルの「Bridge Over Troubled Water」に似てる。 |
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Nicotine - Hey Dude We Love The Beatles この曲は膨大なカヴァーがあるが、どれもバラード風で面白くない。そこで、日本のパンク・バンド、ニコチンによるカヴァーを選択。出だしはスローだが、2番からノリのあるパンクになるアレンジ。これがなかなかハマッていて面白い。 |
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Johnny Lima - Made in California カリフォルニア州出身のソングライター、ジョニー・リマによるカヴァー。アレンジはギターのリズムを強調したハードロック。この曲のカヴァーは様々なタイプがあるが、次曲とのバランスを考えて、オーソドックスなものを選曲。 |
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Joe Cocker - Night Calls ウッド・ストック出演で一躍有名になったイギリスのシンガー、ジョー・コッカーによるカヴァー。「With A Little Help From My Friends」のカヴァーも有名だが、それと同様に、このアレンジもスロー・テンポのR&B風。シンプルな原曲が、盛り上がりのあるロックに大変身してる。 |
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Crooked Still - Friends of Fall ボストンで結成されたグループ、クルキッド・スティルによるカヴァー。アレンジはテンポの速いカントリー風。このバンドはプログレッシヴ・ブルーグラスの有望株として、注目されているようだ。 |
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Sergio Mendes and Brasil '66 - The Bery Best Of Sergio Mendes and Brasil '66 ボサノヴァ・ブームの火付け役、セルジオ・メンデス&ブラジル'66によるカヴァー。アレンジはボサノヴァ風のポップ・ロック。リズムはもちろん、特徴であるリフもピアノで弾いてるので、かなり変わった雰囲気になっている。 |
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Rudi Rotta Band - The Beatles In Blues イタリア人のルディ・ロッタが率いるルディ・ロッタ・バンドによるカヴァー。メロディと同じフレーズのリフが強い原曲なので、どのカヴァーも似たものが多いが、これはがらりと雰囲気を変えたブルースのアレンジ。かなりカッコイイ。 |
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Tortilla Flat - From Vine To Wine 詳細不明のトーティラ・フラットによるカヴァー。大抵この曲のカヴァーは3声のハーモニーで原曲とあまり変わらないが、これは珍しいロックン・ロールのアレンジ。ハモリはなくメロディは主旋だけを歌っている。 |
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Ben Harper And The Innocent Criminals - This Bird Has Flown スライドギターの名手でもあるベン・ハーパー率いるバンドによるカヴァー。アレンジはレゲエで、この曲によく合ってる。ちなみに、アルバムはラバー・ソウルの丸ごとカヴァー。 |
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Little River Band - Abbey Road - A Tribute to the Beatles オーストラリア出身のバンド、リトル・リヴァー・バンドによるカヴァー。アレンジはミディアム・テンポのロック。ソロからストリングスが加わり、ギターのフレーズも増え、だんだんと盛り上がる。タイトなリズムやバックの演奏もイイ。 |
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Brady Harris - Cover Charge 詳細不明のブレイディ・ハリスによるカヴァー。アレンジはフォーク風で、原曲よりも若干テンポが遅い。まったりとした雰囲気だが、飽きずに最後まで聞ける仕上がり。原曲と違ったコーラスや、後半のハモリなどもイイ。 |
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Tempest - Under the Blossom イギリスのハードロック・グループ、テンペストによるカヴァー。アレンジはハードロックだが、全体的に原曲と似た雰囲気。バックやソロでリードギターが弾きまくっているのは、いかにもハードロック・バンドといった感じ。 |
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Bobbie Gentry - The Very Best Of Bobbie Gentry ボビー・ジェントリーによるカヴァー。アコースティックな雰囲気があるR&B風のアレンジ。中盤で入るオルガンがいい味付けをしてる。 |
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Willy Chirino - My Beatles Heart キューバの人気サルサ歌手、ウィリー・チリーノによるカヴァー。アレンジは当然サルサで、そのリズムがぴったりハマッていて、元々こういう曲だったんじゃないかと思える。中盤でサージェント・ペパーのソロが出てくるのも面白い。 |